生物学的な意味での死。生物・学者

生物学的な意味での死死に至った場合、生物体は次第に崩壊に至る。

これは主として二つの作用による。ひとつは、生物体自身が自らを分解することである。

たとえば消化酵素のように、生物体を分解することが可能な酵素は生物体内のあちこちに存在しており、これによって生物体が分解されないのは、生命活動のひとつとして、それらを隔離した状態にする活動があるからである。

死によってそれが止まれば、生物体は自ら分解を始める。

もう一つは、他の生物に分解されることである。

生物の体は、それ以外の様々な生物にとって有益な栄養源である。

特に微生物は常に空気中などから侵入を試みている。

これが成功しないのは、生きた生物には免疫の働きがあるからである。

死によってその活動が止まれば、たちまちそれらの侵入と繁殖が始まる。
update:2010年02月19日