鎌倉時代初期の日本の僧

浄土真宗の宗祖とされ明治9年11月28日に明治天皇より「見真大師」の諡号を追贈されている。

親鸞は、法然を師と仰いでからの生涯に渡り、「真の宗教である浄土宗の教え」を継承し、さらに高めて行く事に力を注いだ。

自らが開宗する意志は無かったと考えられる。

独自の寺院を持つ事はせず、各地につつましい念仏道場を設けて教化する形であった。

親鸞の念仏集団の隆盛が、既成の仏教教団や浄土宗他派からの攻撃を受けるなどする中で、宗派としての教義の相違が明確となって、親鸞の没後に宗旨として確立される事になる。

浄土真宗の立教開宗の年は、『顕浄土真実教行証文類』が完成した寛元5年とされるが、定められたのは親鸞の没後である。

在世当時の朝廷や公家の記録にその名が表れていなかったことから、存在そのものが架空視されていたが、20世紀初頭に教団内外から真筆の文章が多数見つかりはじめ、現在では、実在したとされている。
update:2010年03月06日